Carpe diem!

日々の忘備録

子宮筋腫記録⑱【退院。Xジェンダーとしての自分】

無事本日、退院しました!


子宮筋腫記録もこの回でおしまいにしようと思います。

女の体で生まれて

生理も、女性らしくなっていく体つきも
女性としてのものが
何もかも気持ち悪かった自分が


初めて入院手術したのが

女性しかならない、子宮筋腫


発覚したときは、
自分の体が女であることを自覚させられる気持ち悪さよりも

ただただ呆然というか
頭が追いつかないというか

どうも自分のこととは思えなくて
他人事のように思ってしまって

なんか、変な気持ちでした。


そこから
注射によるホルモン療法が始まって

更年期障害みたいなキツい副作用が始まって
しんどくて

入院して、手術して
子宮筋腫卵巣嚢腫を摘出した今。


お腹に傷が残ってしっかり痛くて
少なからず子宮もダメージ受けてて

担当医から
将来妊娠を考えたとき、
病院によっては
自然分娩を諦めないといけないかもしれない、と言われても


やっぱり
自分は女じゃなく
あくまでも自分、やから

女性の病気、生殖器の病気、というよりは
普通の怪我の感覚。


きっとこれが、
自分の性自認も女性やったら
子宮全摘出レベルの筋腫やったら
自分もまた違った感覚になってたかも知れん。


けどXジェンダーな自分からしたら
ホンマに
普通の怪我の感覚です。

気持ち悪さもとくに感じられない。

まぁ手術した場所が胸とかみたいに
目に見えて分かる場所でもないしな笑


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


以前、好きなバーのバーテンさんに


自分の性自認が何であっても
自分がそれを望んでいないとしても
その体で生まれた以上
自分の体は
ちゃんと、大切にした方がいい。

それが自分を大切にするということ
そして、親を大切にするということでもあるから…

と言われたことがありました。


私は自分の性自認と体の性が一致していない。
女性としての自分が気持ち悪い。


けど

自分の体の性を認められなくても
自分の体を、大切にしたいと思う。


男女で発病に差が出る病気であっても
自分の体に起こったこと、って事実に変わりはないから

しっかり受け止めたい。

女の体を持って生まれた、
だから腫瘍ができた。

じゃなくて

一人の人間の体にたまたま腫瘍ができた。

それがたまたま自分の体にできてしまって
たまたま女にしかできない腫瘍だった。

ってだけ。

どんな体で生まれてもさ
自分の体は大切にせなあかんもんな。


なにはともあれ

無事筋腫は摘出してもらったし
もう何も怖いものはないので!

これからしっかり体休めつつ
仕事や諸々完全復帰に向けて
徐々にリハビリしていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

長くなりましたが
子宮筋腫記録、これにて終了!!!

お付き合いいただき
ありがとうございました!!!


これからは
自分のジェンダーアイデンティティやら
日々のことを

ゆるーく、のんびりと書いていこうと思ってます!

今後ともよろしくお願いいたします!