Carpe diem!

日々の忘備録

Xジェンダーを自認した日の話②

Xジェンダーを自認した日

中学生編


中学の制服はセーラー服でした。


慣れるまでは気持ち悪かったけど
慣れたらめちゃくちゃ楽やし快適やから
わりと好きやった!

もう二度と着たくはないけど。


校則は近隣の中学に比べたらわりとゆるい方やったと思う。
スカートを短くするのNG、男子の腰パンNG、ってくらいで

男子の長髪もとくに何も言われんかったし
靴下や靴の色も自由、髪の毛もゴムがそこまで華美でなければ基本自由やった。

と記憶してる。笑

その辺の記憶が曖昧なのは
部活が厳しくてそれどころじゃなかったから。


女子の鞄は赤色ライン、男子の鞄は青色ラインが入ってて
体操服も男女で色分けされてたけど

いかんせん、中学時代は部活命!で生きてたので
そんなに気にならず。


あだ名も男女どっちでもないあだ名やったし
基本名字呼びで
名前で呼ぶのは小学生時代から仲良い友達だけやったし。

ほんまに、なんで男女で分かれてるねん!
とか、そういうのどころじゃなかった。


一方で
なんとなく、やっぱり女子グループの中に入りにくい感じ
自分は他とは違うんじゃないかみたいな感じは
少なからずずっとありました。


女の子、なはずなのに。
周りとどうしても違う気がした。

馴染めなかった。

かといって男子グループにも混じれず。


男にも女にもなりきれない。
自分だけ、どういうわけか、異質に思えた。

周りに相談することは一度もなかったけど。


気心知れてる、小学生からつるんでた女友達と
中学も変わらずつるんでて

途中からほとんど親友とばっかり話してた気がする。


男女分かれてる体育の時間と

プールの時間が何よりも嫌やった。


"女子更衣室"


夏の蒸し暑いなか、あの狭い部屋に押し込められて
集団で水着に着替えないといけない時間が苦痛で苦痛で…

中学時代、その辺は
ほんまに地獄でしかなかった…


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性同一性障害のことを知ったのもたしか
中学生時代の時じゃないんかなって思う。

ドラマだったか、ドキュメンタリーだったかで
そのことを初めて知って

小学生時代からの違和感がやけにひっかかって。

自分はもしかしたら
性同一性障害なんじゃないかって思ったり。

けど自分はその時はまだ男の子が好きで
じゃあやっぱり違うんじゃないかって。



自分は何者なのかしっかり分からないまま
高校受験を迎えました。

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高校でも楽器を続けたかった。

けどセーラー服はもう二度と着たくなかったから

セーラー服じゃないこと、吹奏楽部があることを第一条件に

仲の良かった先輩のいる音楽系の女子校と
自分の偏差値に合った公立高校を志望校に挙げて
ひたすら勉強してました。


なんで女子校を志望校にしとんねん、って話やねんけど

女子校行くつもりは全然なかったし
あくまで滑り止めで受けてた。


ところが
肝心の公立高校受験を前にした最終のテストの結果があまりよくなくて
公立高校に落ちる可能性が高くなってしまって…

結果、受験に落ちることよりも
楽器を続けられる女子校に行くことを選びました。


長くなったので高校編も分けます笑


結果から言うと
女子校最高!!!